ラノベのランキングに載っていたので購入してみました
結論としては、面白い。もてない男(自分も含む)に読んでほしい本です。
自分はよほどひどい展開にならないかぎり全巻を買うと思う。
とりあえず、この本を読んで覚えてほしい事は
人間の見た目で重要な要素のは
「表情と、体格と、姿勢」
内容
友崎くんは人生はクソゲーだと言っているぐらい現実に、あきらめている。 ただ実はアタファミ(スマブラ?)というゲームの世界1位に君臨している。 その彼が、唯一認めていた世界2位の人をオフ会をした所、同じ学校の同級生の完璧才媛であった。 彼女はオフ会で主人公と知ると失望する。 その彼女がコーチになりリア充に向けて課題を1つずつ解決してステップアップしていく物語。
登場人物
友崎
アタファミ(スマブラ?)というゲームでは世界一になるぐらいのゲーマー。そのゲームの全キャラクターの発生フレームなどを暗記している。 状況を説明するなど、相手に伝える事ができるのでコミ障ではない。
日南葵
超絶リア充。成績も優秀でみんなからも好かれている。だたリア充になるために並大抵ではない努力をしている。
例えば、
- クラスメイトがどんな話をしていたのかどうか
- クラスメイト席順がどうなっていたのかすべて暗記している。
個人的に・・・こいつが作者じゃないの?って思うぐらい現実主義。
あとクラスメイトが多数ですが・・・ どの娘もカワイイ・・・ リア充め・・・爆発しろと思うくらいに
漫画
コミカライズしているみたいなのでラノベが苦手な人はこちら
弱キャラ友崎くん-COMIC- 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)
- 作者:屋久ユウキ(小学館「ガガガ文庫」刊),フライ,千田衛人
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2018/05/18
- メディア: Kindle版
弱キャラ友崎くん-COMIC-(2) (ガンガンコミックスJOKER)
- 作者:屋久ユウキ,千田衛人
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2018/10/18
- メディア: コミック
感想
- 日南葵は本当に高校生なのかというぐらいストイック。 登場人物の紹介でも記載したがこの人が作者で、だんだん友崎くんがモテていく状況が作者の願望じゃないかなと思う。 私は主人公よりも日南が好きかな。例えば
“『人生』は、戦闘に勝ったときじゃなくてね、負けたときにこそ、経験値が入るのよ”
引用
こんなセリフ、高校生ででないよ。確かに負けを認めてそこから反省する事で経験がはいる。 アホな私には高校生の時点ではわからなかった。
・空気を読むというのを言葉にしてくれた所が好き
“あのね。『空気』っていうのは『その場における善悪の基準』のことよ」 えーと、『その場における善悪の基準』? 「どういうことだ?」 「そうね、噛み砕いて言うなら、どういうことをしたらいいとされて、どういうことをしたら悪いとされるかの基準ってことね。その集団の中だけでの、ね。ほら例えば、ノリがよければいいほど褒められる集団もあれば、逆に大学生みたいなノリを毛嫌いしてダサいとする集団もあるじゃない? その良い悪いの基準が『空気』って呼ばれるものなのよ”
ああ・・・なんとなくわかっていたけど言葉にするとわかる気がする。 空気が読めない人に見てほしい
画像は小説の表紙より引用