masalibの日記

システム開発、運用と猫の写真ブログです

「問題解決大全」という本を少し読んだが・・・

圧倒された

問題解決大全

問題解決大全

問題解決の方法について色々なビジネス書で見かけた事があるが
この本以上に数を書いてある本を見たことがない
しかも解決方法の名前をしらずに使っているパターンが多かった
本当に勉強になる
まだ400ページ中50ページしか読んでいないがマジでオススメ!!

この本の中の問題解決は大きく分けて二つあります
「リニアな問題解決」と、「サーキュラーな問題解決」です

リニアな問題解決とは
問題に対して直線的な解決方法です
 リニア(linear)
例としては理想と現状のギャップを何らかの形で埋めたりする方法

サーキュラーな問題解決とは

サーキュラー【circular】とは多く複合語の形で用い、円形の、扇形に広がった、などの意味です
ちょっと説明しにくかったので引用です
本より引用

例外や逸脱を強めて因果ループのほころびを広げたり、逆説的な介入で因果ループに揺さぶりをかけたりと、日常的な思考から見ると、なぜこれで解決するのかわかりづらいものも少なくない。
しかし問題解決を実践する上では、両者は切り離せない。どちらも理解した上で用いることができれば、問題解決の幅を広げることになる。
弧が円周の一部分であるように、リニアな因果関係はサーキュラーな因果関係の一部を切り取ったものである
因果ループのどこか一部 を変えることができれば、その影響はループを通じて全体に行き渡ると 考える

「ほむら」ね。。。

■リニアな問題解決
01 100年ルール
02 ニーバーの仕分け
03 ノミナル・グループ・プロセス/
04 キャメロット
05 佐藤の問題構造図式
06 ティンバーゲンの4つの問い
07 ロジック・ツリー
08 特性要因図
09 文献調査/
10 力まかせ探索
11 フェルミ推定
12 マインドマップ(R)
13 ブレインライティング
14 コンセプトマップ
15 KJ法
16 お山の大将
17 フランクリンの功罪表
18 機会費用
19 ケプナー・トリゴーの決定分析
20 ぐずぐず主義克服シート
21 過程決定計画図
22 オデュッセウスの鎖
23 行動デザインシート
24 セルフモニタリング
25 問題解決のタイムライン
26 フロイドの解き直し

■サーキュラーな問題解決
27 ミラクル・クエスチョン
28 推論の梯子
29 リフレーミング
30 問題への相談
31 現状分析ツリー
32 因果ループ図
33 スケーリング・クエスチョン
34 エスノグラフィー
35 二重傾聴
36 ピレネーの地図
37 症状処方


50ページを読んだ段階ですが
「100年ルール」という技法が結構好きですね

問題を前にしたとき、不安で仕方がないときに、
「これは100年後も重要なことか?」と自問する方法
「問題との距離をとる」ことが重要です
トラブルやプロジェクトがあり得ないほど辛い時に
このルールを適応したいです

1つ1つ理解して問題解決能力をあげたいです